naomariaさんは、豊橋を中心としたお花のアートブランドを展開しています。
個展を開催したり、海外での活動も行っています。その中で、今後自分をPRするためにも「紙モノ」が欲しいとのご相談が。naomariaさんのルーツでもある「Rock」。音楽のCDケースと同じサイズ（正方形）のリーフレットを作ることに。
主役は「作品」。リーフレットの中にはデザインは一切施さずに、作品に焦点をあてたもを制作しました。
Q1,ALiiにお願いしようとおもったきっかけ
「私の取材ノート」を触った瞬間に感じた加奈さんのこだわり。開いてみたときのずば抜けたセンスの良さへの感動。そして、「ハタラクナデシコ」でインタビューを受けたときの私のまとまりのない話を限られた文字数でしっかりと表現していたことと、今ではＦＢなどさまざまな場所でプロフィール写真として活用している仕事姿の写真がとても美しく（笑）大変好評なこと。これらの実体験とともに、ＦＢやブログ等で見るほかの方々のご依頼品や日々のスナップショットなど。心に届くものばかりで、お世話になるときは必ず「加奈さんだ」と決めていました。
Q2,最初どんなリーフレットを作りたいと想いましたか？
「naomaria」という個性の強い特色を持つアーティストのイメージを崩さず、「らしさ」を残しつつ上品に、大好きな音楽絡みでＣＤジャケットサイズのものを作りたいと思っていました。
Q3,打ち合わせはいかがでしたか？
相変わらずまとまりがない話もじっくり聞きピンポイントで返して下さる質問に、「こういう視点が必要なのか」、「そこも（私にとって）重要ポイントだ」と気づかされる場面がとても多かったです。最初はカタログを作ろうと思っていたのですが、会話を進めていく中で「私の活動を長期的に見ると…」という自分でも曖昧になっていた部分を的確に指摘し明確にさせてくれたことが、カタログからブランドイメージのリーフレットへと変更した理由です。そこには、納得するためのきちんとした理由づけもされており、なおかつ、想像するもの以上のカタチでフィードバックしてくれる。それを少しの時間で成し遂げていくのがとても印象的な時間でした。
Q4リーフレットの思い出
こちらの不具合でデータを受け取ることができず何度も何度も手間をかけさせてしまったことが心苦しいところでした。それでも、面倒な作業を即座に対応していただけ感謝でした。こうしてようやくデータを見ることができたとき、あまりの感動に思わず「なんじゃこりゃ〜！」が口から飛び出ました。私が話したあの内容をこんな素敵に仕上げてもらえるなんて…。感動いっぱい胸いっぱい。涙が出そうでした（昼間なので必死にこらえました（笑））このとき「加奈さんにお願いして本当に良かった」と思いました。
Q5,リーフレットのここが気に入っている！
表紙のキャッチコピーと内面のキャプション。ポエム調な語らいがとても心地よく、アーティスティックでインパクトもある。読む方が「naomariaの世界ってどんなのだろう？こんな感じかな？あんな感じかな？」と想像するであろう言葉の連なりが感動的です。自分だったらつらつらと説明や想いを書き連ねるだけなので、シンプルにわかりやすく、メッセージ的要素のあるものが欲しかったことも加奈さんにお願いした理由の一つなのですが、見事にノックアウトされたくらい、心にどきゅんと来ました。
Q6,最後にひとこと。
ただ素敵に仕上げるだけではない想いと思いやりが詰まったものをお届けしてくれました。
私が何を本当に求めているのか？どうしたいのか？
それを今後何年先でも続けているのか？
ＮＯであれば、ＹＥＳとなるものは何？
そのＹＥＳの先にはどんな世界が広がっているのだろう？
その世界をお届けするにはどの方法がベスト？
これだけではないけれど、ここまで(さりげなく)ヒヤリングする方を見たことがありません。
瞬時に判断する直観力がものすごく長けている方だと思います。おかげさまで、混乱していた私の頭の中もしっかり整理されて、ただリーフレットを作っていただいた以上のものを頂けました。本当に感謝です。まだまだ形にしていただきたいものがあります。少しずつお願いしていきたいと思っています。
今回は素敵なリーフレットを本当にありがとうございました！